大蓮公園とDesign Ohasu Days
2022.12.12
大阪南部にはたくさんの大きな公園があります。なかでも、泉北ニュータウンが誇る公園のひとつ、大蓮公園を訪ねました。ただ気持ちのいい公園というだけでなく、全国に広がるPark-PFI制度を活用したチャレンジも進んでいます。





冒頭にも書いた「Park-PFI制度」とは、民間の資金を活用して都市公園の新たな整備や管理を進めようとする仕組みで、この大蓮公園は、南海不動産を代表法人とした南海グループ公園管理団体が管理、運営。その一環として、太陽パネルを電源としたWi-Fi環境が整えられている。
なお、こうした取り組みが評価されて、大蓮公園はグッドデザイン2022金賞を受賞。






抜けのいい場所、緑の深い場所、そのどちらもある公園。






テーブル、チェア、ストレージやキャリー、マット、ベッド、テントなど、一揃いの製品が揃っている。




「Design Ohasu Days」は、カフェとしても営業中。パークキャンプの受付もこちらで行っている。

「キャンプ場としていえば、今のところはDODブランドのファンの方の利用が多いかもしれません。あくまでも公園内でのキャンプなので制約もありますけど、逆にいえばここでしかできないキャンプ体験ができる場所だともいえます。歩いて10分かからない駅前には高島屋や成城石井などもありますから、はじめてのキャンプにもおすすめ。普段の公園利用者や周りの住民さんといかに折り合いをつけてやっていけるか。堺市にとっても、我々にとってもチャレンジだと思ってます」とはDesign Ohasu Days店長の山本さん。


建物内には「みんなの本棚」を集めた一角や、考古資料館の頃からの展示ケースもひとつ残されていた。





大蓮公園
住所/大阪府堺市南区若松台2-5
→ https://ohasu-park.com/
Design Ohasu Days
→ https://designohasudays.com/
取材・文/竹内厚 写真/西島渚