[広島シリーズ]
広島でUR団地に住んでみるなら

高陽市街地住宅の新生活予想図

文:いせき

広島市の中心を流れる太田川に沿ってJRで20分北上すると、高陽ニュータウンが現れます。といっても、最寄りの玖村駅は閑静でのどかなローカル線の駅で、線路と堤防の向こうには河川敷が広がり、散歩する人やジョギングする人がゆっくり通り過りぎていきます。今日はUR高陽市街地住宅に引っ越す人になりきって、高陽ニュータウンを歩いてみました。

玖村駅前はこじんまりとして静かなロータリーですが、少し散歩すれば気になるお店がたくさんあります。広島といえば外せない、庶民的な佇まいのお好み焼き屋さん、家具や道具を丁寧にてづくりする工房、隣り合う看板の焼肉屋さん「愛ちゃん」と「恋太郎」、などなど。引っ越して来たら一軒ずつ開拓していきたいです。おしゃれでヘルシーなお蕎麦屋さんでお昼をたべて、ケーキ屋さんのアップルパイを衝動買いした後、そろそろ丘の上のニュータウンへと向かいます。

丘の上に開かれた高陽ニュータウンへは広島駅からのバスが充実していますが、今日は町の見学がてら、歩いて向かってみました。坂を上がったところに公園があり、小さな山の上には恵下山城(えげやまじょう)という古城の跡と、弥生時代の集落の遺跡があります。団地を見に来て遺跡に出会うとは思ってもみませんでした。太古の昔から住みよい場所だったのかもしれません。小高い城跡からはゆったりとした太田川の流れが見渡せました。

高陽ニュータウンは1974年に、中四国地方最大のニュータウンとして分譲が開始されました。URをはじめとする団地住宅もありますが、多くは一戸建ての住宅です。そのせいか、関西や東京でみるニュータウンよりも落ち着いて、ほのぼのとしている印象を受けました。少子化なんてまだ知らない時代に開発されたニュータウンですから、幼稚園はもちろん小学校から高校まですべてがニュータウン内にそろっています。道路計画も工夫されているので車は少なく、公園は多い。子育てにはもってこいかもしれません。

さて、たどり着いたUR高陽市街地住宅は団地内でもおそらく最も見晴らしの良い場所に立っています。天気のいい日だったので、壁の白色がきれいに青空に映えていました。こんな日の上層階からの眺めは格別でしょう。近くの分離帯には花壇があり、地域の方が数人手入れをしていました。何を植えたのでしょうか、日当たりの良い場所ですから春が楽しみです。

ショッピングは駅前だけかと思っていましたが、どうやらそれだけではないようです。UR高陽市街地住宅からバスでほんの数分の場所に、地区センターの商業地域があります。駅前の個性あふれる小さな店々とは対照的に、ここには何でも揃う大型商業施設があります。日々の買い物はここで済まして、週末に町のお店を散策して、ついでに川沿いでピクニックするのも楽しそうです。
地区センターにあるのはショッピングモールだけではありません。プールのつきジムや、日替わりで様々な教室を催してくれるコミュニティカフェもあります。もちろん、気軽な飲食店も軒を連ね、色々な場面で活躍しそうです。

駅への帰り道、通り過ぎたバイク屋さんに目が留まりました。実用的なスクーターだけでなく趣味のバイクもたくさん並び、整備場も併設する本格的なお店です。川沿いのツーリングを趣味にするのも悪くないかもしれない、と思いました。


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