植田雅治さん
2022.03.02

    植田さんは、町職員から転職してUR都市機構へ。
    最初の配属先が広島だった。


    「前職では工業団地の整備事業を担当していたのですが、今はさまざまな都市計画の手法がある中で、自治体にそのノウハウが蓄積されていないという課題を感じていました。といっても、都市計画事業自体が数十年に一度の事業になるので、ひとつの自治体がそれをやるのも難しくて、都市計画事業に横展開で関われるような仕事がしたいとURへ移りました。今まさにそういう仕事ができています」

    ―具体的にはたとえばどんな仕事でしょう。

    「広島県の福山市が駅周辺再生にあわせて、「ウォーカブルなまちづくり」を推進していて、その実現に向けた事業展開をUR都市機構として支援しています。福山市は官民が連携して積極的な事業展開を行なって、国土交通省から「新しいまちづくりのモデル都市」にも選定されました」

    ―まだ計画段階なんでしょうか。

    「いえ、駅周辺に拠点となる場所ができていて、道路空間活用などの社会実験はすでに始まっています。地元でまちづくりに意欲のあるプレイヤーがおられるので、さらなる実現に向けて行政や地元プレイヤーと連携しながら取り組みを進めているところです。これまで、まちづくりといえば行政がやってくれるものという意識も強かったと思いますが、自分のまちのことは自分たちで考えていかなければという問題意識が社会に広がっていると感じています」

    ―都市再生と呼ばれる仕事ですね。

    「住んでおられる方、お店をやっている方、行政、企業…いろんな利害関係者がいて、そういう方々といっしょにまちの将来像を描いて実現していくことは、やり甲斐と大変さの両面があります。そして、地元の方々と壁をもうけずに対話を続けていると、自然とそのまちに愛着が湧いてくるんです。まちの本質を見極めていくような仕事でもあるので、そのことも面白く感じています」

    ―今、福山を訪ねるとしたらオススメは?

    「駅前で「リノベーションまちづくり」を進めている伏見町に「Join Spot 伏見町」という交流拠点ができました。伏見町には古い建物をリノベーションして新しいお店が20軒以上オープンしています。今年秋には三之丸町にある商業ビルもリノベーションで生まれ変わります。今年は福山城築城400年記念で、8月以降にさまざまなイベントも予定されていますから、今年は福山を訪ねる絶好のタイミングですよ」

    ―最後に、関西から広島へ越してきてどんな印象ですか?

    「広島市内に住んでいますけど、交通アクセスがよくて、すごく住みやすい。しかも、広島の方ってみなさん、カープ愛を筆頭に地元への愛着が強いですよね。僕が前にいた関西よりも強いかも(笑)。それもいいなって思います」


    広島とUR都市機構
    一覧へ

    記事をシェアする
    関連記事
    近くのまちの団地
    住まい情報へ