高の原のまちで
散歩と観察!

高の原のまちで
散歩と観察!

2023年3月某日、奈良・高の原の界隈を編集部で歩きました。
集会所がリニューアルされ、通路や広場があらためて整備された平常右京団地に集合。そこから2班に分かれて、「たかのはらBousai walk rally Map」を参照しながら西へ、東へ。
この日のリサーチをもとに、高の原エリアの取材も進めていきます。


[西側チーム]
平城右京~平城第一~コンフォートかぶと台~高の原駅西
平城右京団地 は建物の配置がいい。雁行しているので北側の部屋も明るそうです。日の当たった面と陰になった面が交互に並んで、外壁の色と相まっておもしろいリズムが生まれています。いい天気が似合う団地です。(いせき)
平城右京団地 の住棟エントランスに、時計が設置されていました。あまり見たことがないような気がしますが、この住棟の目の前にあるプレイロット用でしょうか? 昨年の改修工事で大きな遊具が新しくなったので、時間を忘れて遊んでしまいそうです!(さかもと)
球体の街灯を初めて見ました! ワイヤーのような細い金属で形を作っていて面白いなと思いました。少し独特の空気感を感じて、空に浮いているような印象を受けました。(わたなべ)
平城右京 にてURオリジナルのマンホールを発見。デザインもUR職員が手掛けています。大胆な色彩感覚がかっこいい。千里ニュータウンのマンホールを探しに出かけた記事もぜひご覧ください。(まつかわ)
高の原で立派なミモザを見つけました。イタリアでは3月8日の世界女性デーに、女性にミモザを贈る風習があるそうです。素敵ですね。この前、自宅近くの花屋をのぞいたら、ミモザの枝がたくさん置いてあって、この日のことを思い出しました。(いせき)
団地内の公園にてチョークで描かれた絵を発見しました。女の子の顔のように見えます。家族で遊んでいたのか、子どもたちで遊んでいたのか…団地の暮らしを少し垣間見ることができました。(わたなべ)
高の原駅の改札を出ると最初に目に入った達筆な文字。住民の方から募集して決まった愛称だそう。私たちも普段から高の原と呼んでいますが、正式名称は「平城・相楽ニュータウン」。駅名の存在は大きいなぁと改めて思いました。(すけぐち)
駅の改札出てすぐ、長皇子(ながのみこ)の万葉集歌が配されてるというのも高の原らしさ、かな。“秋さらば今も見るごと妻恋ひに 鹿鳴かむ山そ高野原の上”、その歌意は「県民だより奈良(https://www.pref.nara.jp/61729.htm)」をどうぞ。(たけうち)
平城右京団地 の公園でバナナを見つけました。公園リニューアルの前から鎮座している、ベテラン遊具。ひとまず腰掛けてみましたが、大人には低すぎました。子どもたちはどう使うのか…遊び方は無限大!(すけぐち)
公園の遊具には「これは何のモチーフだろう?」と首をかしげることがあります。この遊具はイモムシとエビフライにしか見えなくなりました。みなさん、エビフライに見えますよね…?(わたなべ)
かぶと台の住宅地の空き地でウメやサクラを見かけました。5か所以上の空き地に植わってたかな。管理する不動産会社によるものか、町内会の尽力なのかわかりませんが、荒れがちな空き地に対して粋なはからい。(たけうち)
高の原駅からこの「赤道」と呼ばれているらしい歩行者専用道路を歩いていくと 平城第1団地 にたどり着きます。両側に緑が続いていて、良い散歩コースになりそうです。道路の植栽かと思ったら、片側は道路沿いの住宅の生け垣でした。どの家もとてもきれいに管理されていてびっくり!(さかもと)
平城は丘の上のまち。 平城第1団地 の入口からまっすぐのびる道は眺めも抜群です。自転車をとばして駅まで行ったりするのだろうかと想像が膨らみます。(いせき)
高の原駅西団地 のエントランス。昨年、屋外の改修工事でエントランスも一新しましたが、この大きなケヤキは保全しました。剪定されて本来の樹形が見られないこともよくありますが、ここではほうきを逆さにしたようなケヤキのきれいな樹形がよく分かります。(さかもと)
レアキャラの階段室。建物の構造が2つに分かれているので、2つの屋根が重なるようについています。よく見ると手すりも途中で分かれていますね。団地はこのあたりで一番高い建物。階段室からもいい景色ですが、部屋からの眺めはさぞ絶景なことでしょう。(いせき)
いつか森になるカフェ、愛称は「森カフェ」だそう。内側も外側も植物がいっぱいで、もう小さな林くらいにはなっている気がします。植物もいろんな種類があります。いまは冬ですが、花が咲くものや実がなるものがあったりするのでしょうか? 季節ごとに立ち寄ってみたくなります。(いせき)
高の原駅から歩くと、まさに丘の上という感覚だった「丘の小道商店街」。クラフトバーガー、森カフェ、焙煎珈琲店、そして、手づくりソーセージレストランと、思いがけずめっちゃ充実した店の並びでした。(たけうち)
コンフォールかぶと台団地 へ向かっていると巨大な鉄塔が目に入りました。清潔感のある白色塗装。よく見ると青と赤のラインが入っていてかっこいい!“かぶとタワー”とか呼ばれてるのかなぁと想像が膨らみました。(すけぐち)
[東側チーム]
平城第二~高の原駅前~高の原駅東~高の原駅東第2
平城第2団地 のすぐ隣にある平城第2ショッピングセンターにある歩道橋に、UR都市機構の前身となる「住宅・都市整備公団」時代のシンボルマークである「カルガモの親子」が現役で使われていました。団地の中をよーく探してみると、URの前身時代のマークやロゴが見つかったりしますので、ぜひ探してみてください。(あまの)
平城第2団地 、集会所ピロティに埋め込まれた鬼瓦。近隣で見つかった出土品のレプリカです。ニュータウンが造成された丘陵地にはかつて瓦を作る窯(かま)が点在していたそうです。歴史ある奈良らしさを感じます。(まつかわ)
高の原駅周辺にはいくつも団地があるので、どこがどこだか分かりにくいですよね。そんな時に活躍(?)するのが団地内看板です。各団地にはいくつもの看板が設置されており、デザインや素材もばらばらです。この辺りを散歩する際は目印にしてみてはいかがでしょうか。(いがらし)
三ツ星亭、ダンディ、バンビ…の店名だけでなく、それぞれの文字がいい感じ。突き当りには雄加丑食品(精肉店)が。平城第2ショッピングセンターにて。(たけうち)
高の原駅東第2団地 にある広場。とても広く開放的な空間で、周りの住棟からも見渡せる位置にあるので、子どもの遊び場として素敵な場所でした。一体として建てられている 高の原駅前団地 との間にあり、奈良県と京都府の県境に位置しています。(あまの)
奈良県と京都府の県境。こうして可視化されるだけでワクワクします。この線を境に北は日本海まで京都府、南は山深い十津川村まで奈良県だと思うと、クラクラしてきました。近くのイオンにも県境が引かれているそう。(まつかわ)
高の原駅前団地 にはかっこいいスタイリッシュな給水塔が。全国には様々な形・デザインの給水塔があるので、撮り溜めていくと楽しそうですね。上部にはURのシンボルマークがありますが、右半分のブルーの部分がない珍しいタイプです。(あまの)
給水塔とは高い場所に水を貯めておき、水圧によって団地内の隅々まで効率よく水を送り届けるための施設のことですが、今では団地のシンボルにもなっております。 高の原駅前団地 は5階建ての中層住宅ですので、空に向かってそびえたつ給水塔はとっても映えます!(いがらし)
ロータリーを形成しつつも方位を示すらしい4つのストーンサークル的モノリス。ただ、時計の針的に方角を指すものなのか、板の面がその方角なのかわからなくて…。(たけうち)
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