『超絶記録! 西山夘三のすまい採集帖』 
LIXIL BOOKLET

『絵巻じたて ひろがるえほん かわ』 
加古里子=著/福音館書店

『アイデア No.385 2019年4月号』 
誠文堂新光社

1 『超絶記録! 西山夘三のすまい採集帖』
「うち」を学ぶ人は必ず読んだであろう「日本のすまい」の著者、西山先生の住宅学を楽しく概観できる一冊。精緻な取材によって細部まで描きあげたスケッチは、家族関係はもちろん、地域、社会、経済を反映した、実に多様な住まいや暮らしがあったことを教えてくれる。ご自身の住宅遍歴も記録されるなど、次世代の住宅のあり方を実証的に構想するアプローチは、時代の変わり目を迎えた私たちに大きなヒントを与えてくれている。

2『絵巻じたて ひろがるえほん かわ』
源流から海まで、川の旅が一望できる絵本。全部広げると7mになる絵巻仕立て版は、飾っても楽しいし、大勢でいっぺんに読むのも楽しい。日本人なら誰でもこの本のどこかに自分の「まち」を見つけることができて、日本の「まち」は川とともに成り立ってきたんだなと体感できる。「川はどこから来るの?」と一瞬でも思ったことがある人全員におすすめしたい。

3『アイデア No.385 2019年4月号』
見たこともないカラーリングの団地写真に惹き付けられ、手に取ってしまう一冊。グラフィックだけでここまで「だんち」の魅力を引きだせるのか! シンプルだからこそ奥深い。建築的手法ではない空間リノベーションにこれからの可能性を感じる。グラフィックの枠を超えるデザイナー・原田祐馬さんの特集号。


杉本容子

ワイキューブ・ラボ代表。水辺ラボ代表理事。まちに関わる様々な立場を実践し、まちづくりの新しいアプローチにトライし続ける一児の母。工学博士。β本町橋の運営も。


◎杉本容子さんには、「水辺の暮らしと仕事」と題した記事で自宅兼事務所を訪ねてお話を伺っています。

→「杉本容子の考える 水辺の暮らしと仕事」 
https://karigurashi.net/ours/sugimoto-1/ 
(2018年公開記事)

2022.02.14

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