[HAT神戸シリーズ]

脇の浜のUR賃貸住宅

灘の浜の1年後、こちらは、川崎製鉄葺合工場の跡地に開発されたHAT神戸・脇の浜
灘の浜と同じく、UR賃貸住宅、市営住宅、県営住宅に特別養護老人ホームなどがあり、大枠でいえば脇の浜を線対称にひっくり返したような配置になっています。

脇の浜では、マスターアーキテクトという全体統括を建築家の安藤忠雄が務め、設計コンセプトや基本配置計画などがつくられました。そのためもあってか、見た目の統一感は灘の浜以上にまとまっています。こちらのURエリアは東側の1~5号棟、16~18号棟です。

UR賃貸住宅 HAT神戸・脇の浜

兵庫・神戸
最寄り駅:阪神/阪急「春日野道」、JR「灘」
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kansai/hyogo/80_4310.html

脇の浜でも2本の高層住棟が並び立っている。左の2号棟は22階建て、右の18号棟は33階建て。見た目には灘の浜に比べるとかなりシャープ。

正面から見た18号棟

2020年4月9日現在
ここであらためて団地配置図を確認。

2号棟の南向かいにある3号棟。あえて少し持ち上がった部分に広場が設けられている。

脇の浜で最も東側にある1号棟は独立して建つ雰囲気。

持ち上がったデッキ部分が広場に。奥に見えるのは4号棟。上階部の大きな箱型のヌケ空間が特徴的。

その4号棟から見た向かいの17号棟。左手前に見える4号棟とエレベーター塔屋の縦長スリットが共通。17号棟の右側、山の方まで抜けているのもわかる。

オーソドックスな建物に見えた17号棟だが、道路に面した妻面はかなり個性的なデザイン。

17号棟、4号棟と道路を挟んで向き合うのが5号棟16号棟。撮影しているときはそこまで意識していなかったけど、それぞれ細部のデザインモチーフが響き合うような見た目になっている。

4号棟で見かけた箱型のヌケ空間は、こちらの5号棟にも。

16号棟、5号棟の前に広がるケヤキ広場。

脇の浜には1~5、16~18の8棟のUR賃貸住宅があり、他にも公営のコレクティブハウス(県営住宅)などが建っている。

※脇の浜を学生たちと巡ったレポート記事も掲載しています。
フィールドワーク https://karigurashi.net/vidanchi/fieldwork04/
ディスカッション https://karigurashi.net/vidanchi/discussion04/

文・編集/竹内厚 撮影/林成光

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