和と北欧が融合したリノベーション住戸
団地で#Japandi(ジャパンディ)に暮らす

2022.02.25

大阪・堺市南部に位置する泉北ニュータウン。まちびらきから50年を経て、さまざまな世代が暮らす成熟した街が広がっています。
そんなニュータウンの1区画、栂・美木多(とが・みきた)エリアにあるUR泉北桃山台一丁団地に、この冬新たなリノベーション住戸が誕生したと聞き、団地を訪ねました。

今回訪ねた住戸は3年前にスタートしたリノベーションシリーズの一つ。テーマは「団地で# Japandi(ジャパンディ)に暮らす」とされています。Japandiとは、Japanese(日本の)とScandinavian(北欧の)をミックスしたインテリアスタイルのこと。和室の持つ居心地の良さと、団欒を大切にする北欧の人々の価値観を融合させたスタイルは、世界的に注目を集めています。
新たにリノベーションされたお部屋は、空が広く緑が豊かなニュータウンの住環境に合わせた「フォレスト」と「クラウド」の2タイプ。どちらも2LDKですが、それぞれ異なるテーマカラーで構成されています。

今回は「クラウド」タイプのお部屋を中心に巡ってみました。

こちらはキッチン・リビングダイニング。柔らかいパステルカラーで統一されています。壁紙は手触り感のある素材で仕上げられていました。
キッチンまわりもリニューアル。収納力はそのままにビルトインコンロが設置されました。キッチンカウンターにはパネルが使われているのでお掃除もラクラク!
リビングの床には白樺の無垢材を使用しています。建具もナチュラルカラーでまとめられていました。

次は和室へ。正方形の畳が採用されており、モダンな雰囲気が漂います。畳の色と窓から見える団地の木々とのコラボレーションはずっとながめていたくなる風景です。

元々収納があった場所を通路に変更しました。リビングダイニングとの行き来もスムーズに。団地の構造上、こちらの和室には原則エアコンを設置できないのですが、通路ができたことで空調管理も可能になりました。
通路には有効ボードも設置されています。植物を吊るしたり、アートを飾ったり、小さな収納にしたり…想像が膨らみます。
和室の障子には特殊強化和紙を使用。和紙のような風合いですが破れにくいため、子育て中の家庭でも安心です。

最後のお部屋はフレキシブルルーム。その名の通り、多様な使用方法をイメージして作られた一室です。収納棚やポールも設置されているのでウォークインクローゼットとして活用してもよし、照明やグリーンを吊るして個性的なワークスペースとして使ってもよさそうです。

玄関にある大容量の収納も一押しのポイント。棚板を自由に動かせるので、ロングブーツやベビーカー、お子様の遊び道具もまるっと収めることができます。

水回りの床もJapandiを意識した色味やデザインに。

別タイプのフォレストは緑や濃い目のブラウンを基調にした落ち着いたカラーリング。

緑道や公園が各所にあり、豊かな自然が広がる泉北桃山台一丁団地。そんな風景と北欧のイメージが重なり、「#Japandi」のリノベーションプロジェクトに結実しました。

また、泉北桃山台一丁団地には「ももポート」というまちに開かれたコミュニティカフェもあり、平日は水曜日と金曜日、週末は土曜・日曜日にオープン中。ワークショップやマーケットイベントなどが定期的に行われていますので、こちらもぜひチェック!

ももポート
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写真・文/助口優衣

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