団地集会所を訪ねて
Vol.2「泉北城山台二丁団地」

「集まるための場所」である団地集会所を訪ねるシリーズ、第2回として訪れるのは「泉北城山台二丁団地」。(前回の記事はこちらから)

こちらの集会所は2015年に内装を大きくリニューアル。メインとなる集会所は子育て中の親子に向けたスペースに特化しているとの情報をキャッチしていました。今回は団地集会所の幅の広さを体感すべく、泉北高速鉄道で光明池駅へ。駅から続く遊歩道を歩きながら団地を目指します。

冬枯れの風景を見ても、ニュータウンの豊かな自然を感じることができます。

写真を撮りながら15分ほど歩いていると団地に到着。中層住棟の間を抜けながら集会所を探していると、ひと目でここだ、と分かる建物が。団地全体の管理を担当する「管理サービス事務所」も兼ねているため、事務担当の方に声をかけて早速中を見せていただくことに。

集会所の中へ

そして…集会所のドアの向こうには、まぎれもない親子のための空間がありました。 写真でご紹介します。

どこかの保育園にいるのかな、と錯覚しそうなほど、子どもが過ごせるスペースとして特化されています。床もふわふわ柔らか。平日はほぼ「みんなの子育てひろば城山台」として、地域の子育てファミリーが訪れる場になっています。UR職員のDIYチームと地域住民の方々が協働して、DIYで改修を行ったそうです。

折り紙の「はらぺこあおむし」。見事!
現代アート作家・植田陸雄氏の作品がさりげなく子どもたちを見守ります。
団地集会所としての場

ここまで子ども向けになっていると、本来の団地集会所として使えるの?と思ってしまいますが、そこもちゃんとカバーされています。

集会所の2階部分が和室スペースになっており、こちらは完全に大人向け仕様になっていました。建物の構造としてパキッと分けられるようになっているからこそ、1階部分の思い切ったリニューアルが可能になったのかも、と思いました。

今度は外へ
デッキ部分の屋根は開閉式。

事務所の担当者の方によると集会所のリニューアル以降は、住民層に子育てファミリーがぐっと増えたそうです。自らが生まれ育ったこの団地で、いまは子育てをスタートさせているファミリー もおられるそう。集会所では「子育てひろば」以外にもヨガ教室や絵本の読み聞かせなども行われているとのことでした。(現在はお休み中・2021年1月時点)

泉北城山台二丁団地にはファミリー向けの広めの間取りの住まいあることや、「子育てひろば」を運営する自治体の存在など、いろんな点と点が、この集会所を中心に交わっていて、どの団地でもできるものではないのですが、こんな集会所の使われ方があるのだな、と新鮮な驚きがありました。泉北エリアで子育てしようかな?と検討中の方は、ぜひ一度チェックしてみていただきたい団地&集会所です。

●みんなの子育てひろば城山台の情報はこちらから
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すべり台の両サイドにクッションとしての土のう。こういう気配りが子育てファミリーにはうれしいところ。
敷地内のゴミ置き場は動物のシルエットでカラフルに。ちらっと見えてくる瞬間が楽しい。
泉北城山台二丁の遠景。帰り道に立ち寄った高層の泉北鴨谷台三丁から。

文・写真/松川祥広(編集部)(2021年1月取材)

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