UR職員のつぶやき

浜甲子園団地第Ⅳ期エリアの解体工事に着手

浜甲子園団地の既存住棟は御年58歳。様々な歴史が詰まった住棟がこの度、取り壊されます。

浜甲子園団地の最後の建替えエリアとなるⅣ期エリアは、令和4年6月、解体工事が着手しました。
このⅣ期工事では、11棟の既存住棟を解体し、新しく8棟の住棟が建設されます。

今年2月に竣工した浜甲子園なぎさ街35号棟からの眺め。団地内を通る道路の右側が今回解体され、左側は引き続き管理される。

解体は、まず住棟の中のキッチンや建具、床材といった内装を解体。
それが終わると住棟の周りに足場が組まれ、建物躯体を解体していきます。

建物と同時に、通路や駐車場等の屋外の解体も進められます。建物基礎まで除却し、整地が完了するまでが解体工事です。
そして、一部の樹木は保存樹木として残され、新しい団地へ継承されます。

この工事では、解体工事と建築工事の一体工事となっており、今年度中には建築工事もスタートします。
竣工は令和7年の春頃を予定しており、浜甲子園なぎさ街36~43号棟として生まれ変わります。

今年の2月には浜甲子園なぎさ街33~35号棟が竣工し、新しい生活がスタートしています。
今後も不定期で工事に関する記事を更新していきます。

編集部・アマノ


◎浜甲子園団地について

甲子園球場がある兵庫県西宮市に立地し、阪神電車甲子園駅から徒歩15~20分ほど。昭和37~39年頃に建設された全150棟4613戸等からなるマンモス団地が、平成17年に最初の住棟の建替えが完了し、順次建替えが進められています。
今回着手した第Ⅳ期エリアは、最後に建替えが行われるエリアです。

団地が建てられた昭和39年頃(左)と、令和4年1月(右)の航空写真。

近くのまちの団地
住まい情報へ