2013年8月5日
勤め先の打ち上げで、よく飲んだ。午前0時を過ぎて終電で帰宅。
1日あったことを妻から聞きながら眠ろうとした時に、「やばい、来たかも。陣痛かも」。まだ、酒が残っている僕は使いものにならず、母親に病院へ連れていってもらった。
太陽が昇り始めた頃、息子の誕生に立ち会うことができた。
ついさっきまで2人はひとつだった。生命は綿々と続いている。僕もその途上の1人であることを分娩室で静かに眠る妻と息子を見ながら思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

写真/百々武

撮影地
馬見南6丁目団地(奈良)
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kansai/nara/80_3610.html


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