高い位置から部屋を見守るのはコロ助。「~なり」というのは旦那さんの口癖のひとつ。
―10年後、20年後にこの家での暮らしを思い出すとき、どんな場面が頭に浮かびそうですか? 「いっぱいあると思うけど…玄関の扉が内開きなんですよ。イコール、あんまり靴置かれへんし、何かを出し入れする時に、どうしても扉がばんばんと当たる。そのことは忘れられへんやろなあ(笑)」。
構造上、どうしても玄関はあまり靴を置けない。
困難さこそがアイデアの母。100均で買ったレールにヒールを乗せるという収納を編み出した。
玄関ドアの上部も無駄にはしない。
そして、靴箱の魅力に目覚めた。中身は付箋に書いてある。
トイレでも活躍する靴箱。
すき間にジャストで収まる掃除機はネット通販で購入。「デッドスペースを見つけるという趣味ができました」。
そう思ってみると、キッチンの収納もスペースの使い方が絶妙。
つっぱり棒を2本並べた上に、白シャツをまとめている。「あーすごいな、こんなんなってたんや」と旦那さん。