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  • とある団地住人のいくつかの暮らしぶり #11 捨てられないからすっきり暮らす/西大寺駅前団地 No.4

こちらの本棚はお気に入りの本、もしくはまだ連載が続いているマンガなど。

「西大寺展」で購入したという愛染明王フィギュア。大和西大寺在住だけに。

1年半前にゆるキャラの魅力に開眼。京都国立博物館のトラりん、須崎市のしんじょう君、姫路市のしろまるひめ、磐田市のしっぺいなど。「等身大のを見るとみんな一生懸命でかわいい。殺伐とした自分の人生にこんな世界もあるんだって」。

本棚を見上げると『月刊アフタヌーン』。「20年以上愛読してます。いずれ広い家に住むことがあったら、創刊号からアフタヌーンを並べて図書館みたいにしたいと思ってます」。

読み終えた本、読み終えたアフタヌーンは箱詰めして押し入れに。

山積みに見えますが、上段押し入れのダンボールはほとんど空なんだって。

―ダンボールは次の引っ越しに備えてるんですか。
「それもあります。収納に余裕があって、今はこの状態でも間に合ってるからという理由もあります」。
―物が少なめですもんね。
「また転勤があるかもしれないので、暮らしがどうしても半身なんです。ここで暮らし続けるのか見極めながら、少しずつ物を増やしている感じ」。
―それでスッキリした部屋なんですね。
「と、捨てられない人間だという自覚もあるので。あまり物は買わないようにしています」

Journal D

UR職員が団地内のいろんなお店を訪ねた「グルメD」。団地愛好家集団“チーム4.5畳”による、団地のイロハをゆかいに伝える連載「週刊4.5畳」など、さまざまな角度からダンチに迫ります。

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