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  • とある団地住人のいくつかの暮らしぶり #13 ひとり暮らしDIYの効用/新千里北町団地 No.5

ベランダにも板を敷いてちょっとビールを飲んだりのスペースに。提灯は太陽光で蓄電するタイプ。

食卓はサイズが可変するタイプ。このとき、可変のたとえに「ガンダム」という言葉が。コア・ファイターがガンダムに変形するような? やっぱりアニメ好き疑惑が再浮上。

ということで、さらにツッコんでいけば、封印されていたかつてのアニメものが押入れの奥から出てきた!

聞けば、高校時代にアニメ研究会を結成。「ぐわしんしょうたん」という同人誌を発行して、編集長を務めていたそう。もちろん、誌名は『まことちゃん』の「グワシ」から。

若さと熱さが充満した中身。「高校2年はほぼ同人誌で過ぎました」。全ページ手書きで、扱っているアニメの幅も広い。

当時の同級生が大切に保存していたのを預かったそう。保存状態もよく、同級生の物持ちのよさがすごい。

―高校時代の同人誌ですけど、DIYのために書かれていたノートの細かさにも通じるなと感じます。
「基本的に何かをつくるのが好きな性格なんだと思います。今になってDIYに夢中になったのも、高校の頃のワクワク感を今でもと思ってるのかもしれません」
―DIY歴はまだ5年ほどなんですよね。
「そうです。まったくやったことがなかったけど、DIYしたモデルルームやウェブサイトを見ているとどんどんやるぞ!って気持ちに。ようやくすべての部屋のDIYができあがってきたので、今はちょっとゆっくりしたい」

玄関の靴箱もDIYで。スノコに板をかませている。

実はもうひとつ、和室のままにしている部屋がある。その入口には映画『天使にラブ・ソングを2』のエンディングで歌われた歌の一節を引用。

和室の鏡台は母が使っていたもの。「私が生まれたときにはすでにありました」。

椅子代わりに使っているのは、友人に誘われて行ったワークショップでつくったカホン(箱型の打楽器)。つくる意欲が湧いている。

Journal D

UR職員が団地内のいろんなお店を訪ねた「グルメD」。団地愛好家集団“チーム4.5畳”による、団地のイロハをゆかいに伝える連載「週刊4.5畳」など、さまざまな角度からダンチに迫ります。

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