1997年生まれ。京都府出身京都市在住、京都造形芸術大学4回生。5歳くらいから大学に入る前までは北九州市に住んでいた。

8月1日

今日は夜にちゃんと寝て、朝にしっかり起きることができた。昼までレポートの調整をして郵送にて提出し、一連の課題がやっと終了した。今日から大学は夏休み。
昼過ぎにAmazonで注文していた本が届く。福尾匠さんの『眼がスクリーンになるとき』という本、ドゥルーズが書いた『シネマ』についての解説書。夜になるまで、読み進めた。『シネマ』は哲学研究者からは「映画の本」、映画研究者からは「哲学の本」と見られ、手に取られる機会に恵まれなかった本だったらしい。晩ごはんはかに玉。

8月2日

朝6時くらいに眼が覚める、二度寝して結局起きたのは10時くらい。起きてから本屋へ行って、気になっていた本を何冊かまとめ買い。
午後になって家の掃除と本棚の整理をした。うちの本棚は、本棚なのにほとんどの本が平積みになっていて、それを誰に見られるというわけでもないのに、大判の作品集を立てかけ無理矢理に隠すというめっちゃダサい状態だった。一度全部の本を立てかけてみたら、それで満足してしまい、とりあえずそのままにした。本棚の整理、納得できるまでに時間かかりそう。また今度やるぞ。早朝からアルバイトがあるので、徹夜で朝を迎える。卒論を少しだけ書き進めた。

8月3日

朝からバイト。昼過ぎまで病院内の清掃。この時期は、庭の枯れ葉掃除が特にたいへんで、朝っぱらから全身汗まみれになってしまうのがとてもつらい。
バイトから帰宅。明日もバイトが同じ時間にあるので、夜になるまで寝る。ここ2年ほど金・土曜日は、昼夜逆転したこの生活を送っているため、1週間の生活リズムもすっかり崩れきった雑な感じになっている。
起床後の晩ごはんは、買い置きのじゃがいもを茹でてつくったポテトサラダとスパゲッティ。ポテトサラダは食べきれなかったので、タッパーに入れて保存した。ベンヤミンの『暴力批判論』を読んで朝を迎える。

8月4日

朝6時にバイトのため家を出る、内容は昨日と同じ。帰るときに、「来週の祝日、本当は休みなんだけど、3時間だけ出てくれない?」と言われた。断る理由を思いつけずに引き受ける。
帰宅して今日の朝まで読んでいたベンヤミンの続きをまた読む。古本屋で確認せず買ったんだけど、読み進めるうちにひどい“痕跡本”だったことに気づく。2時間ほどで眠くなったので就寝。21時過ぎに起床。なぜか窓閉めっぱなしでエアコンもつけずに寝ていたため全身が寝汗まみれになっていた。近所の銭湯へ行くことに。
サウナ室に置いてあるテレビからは、『ミスターインクレディブル』が流れていて、僕を含めたサウナ室にいるすべてのおっさんが『ミスターインクレディブル』に釘付けになっていた。テレビを見るのはひさしぶりな気がする。

2018年4月1日にスタートしたリレー日記です。1週間単位でさまざまな方に暮らしの日記を執筆いただいています。

とは

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