11月1日

今日はちょっと早めに仕事に行かなきゃならんので、息子を保育園に連れて行ってほしいと奥さんに頼まれる。お迎えは何度も行っていても登園は初めてだったが、「おっけー」っと軽く快諾。先に出て行った母をゴミ出しに行ったと思って気にしてない様子だったが、しばらくして「母ちゃんは？」「母ちゃんは？」を連発、自転車に乗せるのにも30分格闘。
この後、箕面の実家にしまい込んでいた暖房グッズを取りに行く。去年から4カ月間まるまる仕事を休んで作った我が家、4月に引っ越してきて、まだ冬は経験していない。全て木製で手作りしてる建具の機密性は完璧ではなく、西日本豪雨や台風21号の横なぐりの雨の時は建具まわりからメチャメチャ雨漏りした。奥さんは、冬はこの建具まわりから極寒の風がやって来ると警戒している。
その後、我が家のある生野区在住の作家さんが集まって開催されてるグループ展に初めて顔を出す。ボクも出展しているのだが28日からの開催だったので、ボク1人だけ4日前に搬入してた。たぶん震度2にも耐えられないビミョーなバランスで置いていった作品だったので、崩壊してないか心配だったが無事だったようだ。

11月2日

昨日の夜から急激に悪寒が走って風邪の症状に。小さい時からええおっさんになった今でも年に1、2回はこんな症状に見舞われてる。
でもボクはこんな時、生姜湯の効能をメチャメチャ信じてて、生姜と葛粉を混ぜてお湯で溶いて飲み、2回分くらいの着替えを枕元に置いて眠り、汗でビチョビチョになって目が覚めるたびに着替えるを繰り返す。で、だいたいの風邪は克服してきた。今回はちょっと残してしまった感はあるが60%くらいは回復した。
今日も「いくの・まち・げいじゅつさい」に顔を出す。一緒に作品を出展している元・村八分のドラマーのカントさんが毎日ツイッターでつぶやいてくれてるみたいで、カントさん目当てのお客さんが何人も来てくれる。伝説のロックバンド村八分のファンだけあって、みんな一様に個性的で、かなりメルヘンな感じの作家さんも出展されてるこの会場に、還暦なんか軽く越えてても全力で不良やってマスといった方々が続々とやって来る。

11月3日

先日の台風21号によって我が家一帯の大正時代から残る長屋群の屋根は、我が家も含めて壊滅的にヤラれてて、あの日の後は1日で12軒の家の屋根を仮補修してまわった。
あれから2ヶ月経って、ようやく友達の瓦屋の増子ちゃんがこの一帯の瓦の修理に来てくれた。2軒の家の屋根はトタン葺だったので、もうすでにボクが修理して終わったが、瓦の修理となればいつも増子ちゃんだ。
この2ヶ月なかなか電話しても出てくれへんし、大丈夫なんかな？ と思ってたが、とにかく朝、増子ちゃんが家を出ようとしたら毎日のように屋根の修理を頼みにきた近所の人が待ち構えていて、他で頼まれてる人の分が消化しきれない状態だったようだ。
この日は我が家を含め、2人で3軒の家の屋根を修理する。夜は24、25日にする雑貨イベントの打ち合わせ。維新派時代の役者仲間達と年2回くらいのペースで手作り雑貨市を開催していて、チラシの配布の分担を決めがてらウチで飲み会。