• TOP
  • OURSアーカイブ
  • 週替わり みんなの日記 中川 悠さん(NPO法人チュラキューブ/株式会社GIVE&GIFT)~前編~

#

 

人口減少社会の課題をプラスに変えるため、障がい者福祉、まちづくり、伝統産業支援などに奔走。優しい妻と愛らしい娘ちゃんの存在に支えられてます。

1月20日

最近、頭の中は「アンパンマン」しかない2歳の娘ちゃんと、朝から本物のアンパンを食べる。「アンパンマンが好きなのに、アンパンは食べるのね」と笑いながら(笑)。妻がチェコアニメが好きで、「アンパンマンはちょっと…」と避けてきたキャラクターなのに、やはり、丸顔の吸引力はスゴくて、女子のハートをわしづかみ。昼からは、妻が行きたいと行っていたenocoマルシェの展覧会。「アートを自由に娘に見せることができるのが、いいの」と妻。抽象画を子どもに楽しませるための彼女の声かけは、とても上手い。娘ちゃん、初めてのミニラジオデビュー。マイクを通して、アンパンマンの歌を照れながら披露する。彼女の歌は帰りの車でも続き、家に帰ってもリビングで1時間ほど歌い、踊る(笑)。仕事をしなきゃ。睡魔に負けて、倒れこむように僕は床暖房で眠る。

1月21日

梅田、住吉で人に会ってから、京都の「町家スタジオ」に。岐阜から障がい者福祉関係者が集まるとのことで、隠れゲストに呼んでいただく。と、その到着前に晴明神社を発見。こんなところにあったのか。参拝。たくさんの神頼みをする。助けてもらいたいことがいっぱいある。10年来の岐阜のお知り合い、会ってみたかった先輩、再会を懐かしむ友人。「移住定住」というありふれたテーマながら、その打ち出し方はとても自然体。伝え方の柔らかさが、とてもしなやか。そして、岐阜の大自然のなかから生まれた美味しいもの(米、野菜、酒)に舌鼓。田舎って、いいなぁ。暮らせるイメージは湧かないけど、憧れるなぁ。そして、今夜も溜まった仕事を前に、床寝。

1月22日

梅田での広告代理店の打ち合わせを終えて、堺東へ。CSRに取り組む会社さんと今後の取り組みについての話し合いをする。打ち合わせの場所は、地元のチャレンジショップ。その場所がなんだかすごくて、立地といい、内装といい、とても雑然としている。でも、その空気の中に、底力を感じる。企業のCSRの皆さんのお話を聞いていく。大きな企業もいろいろなものと戦っている。未来に向けて、社内の意識を変えていくため。同様に、社外を巻き込んで、みんなで前に進むため。みんな優しいので、会話も楽しい。あぁ、また締切りを迎えた原稿が書けない。

2018年4月1日にスタートしたリレー日記です。1週間単位でさまざまな方に暮らしの日記を執筆いただいています。



カリグラシコラム

そのことを仕事にしている人もいれば、普段の暮らしの中でモヤモヤとした思いが浮かんでいる人もいる。借り暮らしにまつわる意見や考えを、さまざまな人たちが自由なスタイルで綴ります。

NEW ARTICLES
/ 新着記事
RELATED ARTICLES
/ おすすめの関連記事
近くのまちの団地
住まい情報へ