子ヤギたちのカリグラシ
今年も津久野南団地で
除草できるだけではなく、住民への癒し効果が抜群と昨年もここでお伝えした津久野南団地での「ヤギ除草」の試み。今年で4年目となりました。
10月はじめにやってきた子ヤギ2匹。大阪府内の牧場から貸し出されてくるヤギたちは毎年違う顔ぶれですが、住民の皆さんはいつも「おかえり」という気持ちで迎え入れているそう。「この2匹はいままでで一番おとなしい雄と雌やねえ」とお世話役の住民さんが話すとおり、その表情はなんとも穏やか。2重のフェンスでしっかりと囲われた空間で、優雅に草を食べ続ける姿からは、毎日大切に見守られている安心感がみてとれました。
朝の9時から夕方5時までこの芝生エリアで活動。朝晩と雨の日は敷地内に仮設で建てられた小屋で過ごします。ヤギたちのここでのカリグラシは10月末までつづきます。
「ヤギ除草」の風景を追いかけた記事は、URの屋外環境情報サイト「美団地」でこの秋詳しく公開される予定。そちらもぜひ!
写真・文:平野愛
▷津久野南団地
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kansai/osaka/80_2750.html