部屋にうたえば

一枚の部屋の写真から
二人の歌人が短歌を綴ります。
第3回は多賀盛剛さんを迎えて。


短歌とはなにか、もし外国の人に伝えなあかんことになったらどのように説明したらええんかなってよく考える。以前台湾の人と話していて、「定型詩 31音」って筆談したけど伝わらず、「Japanese traditional poem」って付け加えたらちょっと伝わったんやけど、言ったものの短歌の説明としていまいちしっくりきていない。でも一番言いたかったのは「詩」「poem」ってところ。短歌は詩なんです。
特に多賀盛剛さんの短歌は、めちゃくちゃ詩やなと思う。読むとくらくらして平衡感覚がくるう。視力を測る機械の気球の写真みたいにピントがずれる。このくらくら感をやさしい関西弁で書くのがすごくいいな。生活と詩は地続きなんやなって思えて。


多賀盛剛(たがせいご)

1982年京都府京都市生まれ、京都市立山科中学校卒業、兵庫県川西市在住。歌人。白ご飯とプロレスが好き。
Twitter:@d2un


谷じゃこ(たにじゃこ)

1983年大阪生まれ、大阪在住。短歌のzineを作るなどフリーで活動。『ヒット・エンド・パレード』、『めためたドロップス』、フリーペーパー「バッテラ」(奇数月発行)など。鯖と野球が好き。
Twitter:@sabajaco
Web:http://sabajaco.com/

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