部屋にうたえば

一枚の部屋の写真から
二人の歌人が短歌を綴ります。
第6回は小池佑さんを迎えて。


短歌を作っていると話すと、「百人一首のやつ?」とよく聞かれます。百人一首は実は1番の「あきのたの~」しか覚えていないので、いつも気の利いた返事ができひんのですが、調べたところ百人一首で一番多いのは恋愛の和歌だそうです。
愛の短歌といえば、小池佑さん。愛という単語が短歌に詠まれている割合第1位なんちゃうやろか(知らんけど)。小池さんの短歌は、恋じゃなくて愛。「君」との生活の中の、納豆混ぜてくれたみたいな些細なことも拾い集めていった結果、ああ、あれもこれも全部愛じゃないか!という結論に至った、という短歌を作る歌人です。愛を詠んでいるというより、短歌そのものが31音の愛。「君」がいる限り小池さんの短歌は無限やな、尽きひんから愛なんやから。


小池佑(こいけゆう)

1986年京都府生まれ、京都府在住。団地育ち。Twitterで短歌を詠んでいます。
Twitter:@coikeyuu


谷じゃこ(たにじゃこ)

1983年大阪生まれ、大阪在住。短歌のzineを作るなどフリーで活動。『ヒット・エンド・パレード』、『めためたドロップス』、フリーペーパー「バッテラ」(奇数月発行)など。鯖と野球が好き。
Twitter:@sabajaco
Web:http://sabajaco.com/

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