Design

団地の環境、空間、色彩、カタチ…。団地の”デザイン”には面白さがつまっています。

団地のデザインには 面白さがつまっている

緑と暮らす住まいと、季節の移ろいを照らす

団地の建て替えとともに新しく生まれ変わった『千里山団地』。
周辺施設や道路整備も進み、新たな魅力を備えています。
「緑と共存した端正な住まいの再構築」をコンセプトに、景観照明にもこだわって造られています。
変えるべきところは変え、残すべきところは残す中で、「桜」や「紅葉」の季節を愛でるあかりにもこだわっています。

エントランスデザインは素材に合わせた見せ方を照明にも取り入れています。
白い天井に光天井を作り、木目調の壁をスポットで照らし、柔らかな表情をつくるエントランス(写真上)。

一方で、メタル調の天井にはダウンライトで(写真上左)、四角いブロックのデザイン壁にはウォールウォッシャーライトで素材を際立たせ(写真上右)、クールな演出のエントランスにしています。

団地の中には四季を楽しむことが出来る樹木がたくさん。
キリ1号棟の端には大きなフェニックスの木がそびえ、周りの桜が色を添えます。
ヤマザクラの丘、サトザクラの坂、キリ1号棟と2号棟の北側にはこの時期お勧めの「もみじ坂」があります。
団地内は植栽や建築の美しさを際立たせるため、器具の存在をできるだけ抑え、間接照明中心のヒューマンスケールのあかりでつくられています。
ライトアップされた樹木がやさしく彩りを添え、季節の色を道におとします。
地形や樹木の魅力を引き出す「この場所ならではのあかり」だからこそできる夜間景観なら、身近な季節を夜も感じることができるのです。

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