アルビス旭ヶ丘 エントランスリノベーション
アルビス旭ヶ丘のエントランス改修では、エントランスとしての領域性を明確にするため、キャノピーやスクリーンを挿入し、要素が混在していたピロティ空間を整理。また、住棟サインを入り口部分に新設することでエントランスとしての視認性を高めました。
先行して改修を実施した住棟と基調を合わせることで、統一感とグレード感のあるエントランスが生まれました。
~素材を統一しまとまりを創出~
エントランス部の外壁は、先行区域との調和を意識し、同様の石調タイルを採用。団地全体の統一感を創出します。
Before 6-7号棟
Before 6-5号棟
先行区域(H25年度実施)
~動線に沿った空間整理~
3-1号棟のピロティは、エントランスホール、アプローチ、メールコーナーの要素が混在していました。
そこでピロティという大きな構えの中にキャノピー(天蓋)やスクリーンを挿入し、空間を整理。
視認性が低かったエレベーターホールは、スクリーンとキャノピーでホール空間を生み出しました。
Before
Before
Before
Before
4-1号棟では、ピロティの通り抜け部分に設置されていた郵便受けを、ピロティの動線に合わせエントランス領域へ移設。ガラススクリーンを設置することで、メールコーナーとしての領域を確保しました。通り抜け部分とエントランス領域が整理されたピロティです。
Before
Before
~みどりが彩るスペース~
6-2号棟のピロティ内では、エントランスホール入り口からのアイストップの位置にブリッジの橋脚が露出していましたが、坪庭を設えることで出迎えの空間としました。
Before
Photo : Ai Hirano etc