Design

団地の環境、空間、色彩、カタチ…。団地の”デザイン”には面白さがつまっています。

団地のデザインには 面白さがつまっている

近代的な素材とあかりが織りなすエントランス

緑ゆたかな自然の中にたたずむフレール芦屋朝日ヶ丘。魅力の高い住宅群である芦屋山ノ手らしく、上品で落ち着いた空間を目指しました。格子と石畳、色味は黒・白・茶を基調とし、シャープで高級感のあるエントランスアプローチを創出。石畳が住棟へと誘い、奥まで足を踏み入れたくなります。夜間には、足元を照らすライトがエントランスへと導きます。

~門構えのあるエントランス~
エントランスは白のルーバーを用いることで明るい玄関を創出しました。落下防止庇は撤去し、新しく黒のアルミ庇とすることで、シックなエントランスを演出しています。
 

 


After エントランス


Before エントランス

足元を照らすフットライトで夜間も安心

エントランスアプローチは、エントランスの領域性をつくり上げる工夫を凝らしています。例えば、エントランスアプローチの両サイドにルーバーを設えることで、門構えのような空間を構築。更に夜になると足元のライトが加わり、四方をあかりで囲むことで領域感が増します。

 

~落ち着いた品格のある団地エントランス~
以前は華やかさに欠け、雑然とした印象のあった団地のメインアプローチ。入口となる道路側に、黒で統一した有孔折板の壁を設けることで落ち着いた品格のある門構えをつくり上げました。夜間には連続したライトによって、エントランスへ続く光の道が現れます。


夜間には連続したライトがやさしく迎えます。

駐輪場には美しいロゴデザインが施され、落ち着いたモノトーンの外観に生まれ変わりました。

Futuraはラテン語で「未来」を意味します。ジオメトリーが美しい造形を持っています。

 

~エントランスと連続する明るい中庭~
壁面に囲まれた閉塞感のある空間であった中庭を、開放的な空間とするためにメールコーナーとの間の建具を取り外し、大きなガラス窓を設置。既存樹木を生かして坪庭を連想させる風景をつなげることで、開放的な空間をつくりました。また、エントランスから中庭まで抜ける奥行きができ、広々とした明るいエントランス空間となりました。

After 中庭 外部とのつながりを強めるよう設けられた大きなガラス窓。


Before 中庭

エントランスホール内は空間ごとの境界部に濃い色を施すことで、メリハリのある空間にまとめました。

 

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