Green

団地の”みどり”が持っている、それぞれの個性。そんな団地の豊かな屋外環境の植物をご紹介します。

十植十色のかがやき 団地の植物をご紹介

水・緑・生きもの・ひとのネットワークを守り育てる

~「季節を呼ぶ自然を育み」
 水・緑・生きもの・ひとのネットワークを守り育てる~

自然豊かな風景の継承

グリーンヒルズ仁川では、シンボルとして親しまれてきたメタセコイヤ並木や、団地に隣接して流れるホタルの棲む小仁川沿いのみどりを保存・再生し、仁川団地の風景を継承しています。また、丘陵地に立地するため生まれる斜面の草地や雑木林には、アカゲラやメジロなど多くの野鳥が訪れるため、生息環境の保全・再生を行いました。
野鳥のさえずりや、ホタルの棲む川のせせらぎ、草花の彩りなど、四季折々の変化を感じることができ、緑あふれる風景に溶け込むように佇む団地の敷地には、お住まいの方も、訪ねてくる方にもやさしい、木洩れ陽と眺望を楽しむことができる小径(こみち)が伸びています。

左:アカゲラ/右:ホタル
メタセコイヤの並木道

グリーンヒルズ仁川では、メタセコイヤ並木の木漏れ日が降り注ぐなか散策できるように通路の整備を図っています。また、その足元には四季を通して人々に彩りや香りで楽しませてくれる様々な草花を植栽しています。

メタセコイヤは新生代第3期(約6500年以前)に栄えた植物で、「生きた化石」として有名です。ながらく絶滅したと思われていましたが、1945年に中国内陸部で生きた個体が発見され、日本全国に広まりました。この木からとった種子と育てた苗が献上され、皇居に植えられています。また、メタセコイヤの化石は、日本各地で発見されています。

URの団地には、グリーンヒルズ仁川のほかにも、多くのメタセコイヤを見かけることが出来ます。
メタセコイヤを見かけた際は、長い歴史に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

【メタセコイヤ】
ヒノキ科(スギ科)・メタセコイア属(アケボノスギ属)
学名: Metasequoia glyptostroboides
落葉高木 花期:2~3月

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