ルゼフィール立花 エントランスリノベーション
団地入口に構える1号棟のポーチは、奥に続くピロティを抜けると2号棟が構えており、動線上、重要なビューポイントです。柱・庇に取り付けたアルミパネルにライン照明を仕込むことで、夜間の門構えを浮かび上がらせました。庇のパネルには塗装を施し、改修前と比べ、都会的で引き締まった印象を感じさせます。千里青山台のエントランス改修では既存の庇を活用した改修を行いましたが、既存(ポテンシャル)をどう活かすか工夫するところに、リノベーションの醍醐味があります。
Before
管理サービス事務所の室外機などが設置されている壁を有効折板で軽快に覆い、対面の壁にはアクセントとなるタイル壁を分節して設置。天井にはストライプ状の塗装を施しました。天井と壁に間接照明を設え、夜間も快適なアプローチ空間となりました。
After
Before
1号棟は正面にある既存のガラスブロックと壁を撤去し、全面ガラスサッシを新設。メールコーナーを両サイドに移設することにより、ガラスサッシからのやさしい光をエントランスに採りこみました。住民の方の粋なはからいで飾り棚に花を飾って頂いていたこともあり既存飾り棚を継承しました。
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2号棟にある印象的な光庭では、その見え方をすっきりさせ照明を添えました。
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所在地:尼崎市西難波町一丁目1番