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団地の”みどり”が持っている、それぞれの個性。そんな団地の豊かな屋外環境の植物をご紹介します。

十植十色のかがやき 団地の植物をご紹介

今年も綺麗な「フウ」の木

夏には緑の葉っぱで涼しさを与えてくれ、秋には黄色に変身して人間を喜ばす。冬には裸になって近辺に陽を与えてくれる。私たちはこの恵みを極当たり前のように過ごしていますが、木々を見ていると、自然のありがたさに感激したくなります。今最高の29棟近辺のフウの木です。

《しらさぎ(第400号 2009年11月30日発行)》
自治会発行の団地新聞「しらさぎ」はこちら

属名はラテン語でLiquidus(液状)とambar(琥珀)の合字で、樹皮から香りのよい樹脂を採取することに由来します。

造園で良く用いられるフウにはタイワンフウとモミジバフウがありますが、一般的にフウと言えば、タイワンフウを指します。タイワンフウはその名の通り、台湾及び中国南部原産で、江戸中期に渡来したといわれており、3つに切れ込んだ三角形のような葉の形が特徴的です。紅葉は黄色から赤色で、晩秋の紅葉は美しいです。

【タイワンフウ(台湾楓)】
マンサク科フウ属 (落葉高木) 学名:Liquidambar formosana
落葉高木 花期:4月

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